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屋根について~片流れ屋根~

新築、マイホーム、屋根、インテリア、株式会社ルシーダ、七福神ハウス

今回は『片流れ屋根』の特徴、メリット・デメリットについて紹介したいと思います。

 

■片流れ屋根とは?

 

『片流れ屋根』は1方向だけに傾斜がある、とてもシンプルな形状の屋根です。

最近では『片流れ屋根』が流行りつつあり、今風なイメージで設計士が好んでデザインする屋根ともいえます。

おしゃれな住宅に暮らしたい20~30代の若い世代の夫婦を中心に需要が高まってきています。

 

■片流れ屋根のメリット

 

まずメリットとしては、他の屋根形状よりも太陽光パネルを多く設置することができます。

片流れ屋根は他の屋根と比べて屋根面が広いため、太陽光パネルを設置するのにとても向いており、傾斜の向きを南にすることで、太陽光発電の効率がよくなることもあります。

そのため、南向きにしているケースが多いそうです。

 

片流れ屋根はシンプルな構造でできているため、他の屋根よりも材料費や工事費を抑えることができます。

新築で建てるときの費用がかからず、メンテナンスや修理をする場合も費用が多くかからないので、経済的といえるでしょう。

 

また、片流れ屋根は傾斜のついた屋根なので、天井との間にスペースを作ることができます。

このスペースを屋根裏収納部屋として有効活用することができるため、居住スペースを広く使いたい方や、収納スペースを確保したい方にはおすすめです。

 

そしてなんといっても、見た目がおしゃれでシャープでスタイリッシュな印象を与えてくれます。

モダンなテイストに仕上げることができたり、軒の出をなくすことで箱型の住宅にすることも可能です。

 

■片流れ屋根のデメリット

 

デメリットとしては、片流れ屋根は1方向にしかないので、軒先のない外壁は紫外線や雨風の影響を受けやすいです。

また、1方向にしか雨水が流れないため、雨を受ける雨樋の劣化もしやすいです。

 

片流れ屋根の場合は構造によって換気がしにくく、小屋根の換気がうまくできない傾向があるため、結露が発生しカビや木材の腐食、シロアリの発生につながってしまう可能性もあります。

 

一枚屋根で接続部分がないため、雨漏りがしにくいと思われがちですが、実は雨漏りしやすいです。

『破風板』と『野地板(野地合板)』の境目から、伝い水によって雨漏りが発生するケースがあります。

他には、軒天換気口から雨水が侵入したり、結露による劣化が原因で雨漏りが起こる場合もあります。

片流れ屋根は雨漏りリスクが高いため、防水性の高い部材を使用し、メンテナンスをしっかりと行うことが大切です。

 

以上が『片流れ屋根』の紹介でした。

次回は『方形屋根(ほうぎょうやね)』についてお話したいと思います。