
近頃の新築住宅の床材といえば『フローリング』が多いと思います。
フローリングの普及により、カーペットをほとんど見ることがなくなりました。
人気低迷の原因としては、ダニを増殖させる原因となったり、汚れが付いたら落ちにくい、夏は暑苦しいなどのデメリットにより、フローリングが主流になりました。
ですが、近年のカーペットは様々な機能性がつき進化しています。
今日はそんな『カーペット』の特徴やメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
■カーペットの特徴
カーペットは主にウールやアクリル、ナイロンなど様々な原料で作られています。
カラーや質、機能の中から選択していくことで、部屋の空間の印象や使いやすさを大きく変化させます。
コストや使用方法などをよく考慮し、快適なものを選ぶことが重要です。
■カーペットのメリット
まずカーペットのメリットとして挙げられるのが、保湿性があるので冬でも暖かいです。
冬場に冷えやすいフローリングの上や、窓があるスポットに敷くといいですね。
クッション性があるので足腰に優しく、高齢者の方や小さなお子さんがいるご家庭には便利です。
防滑性もあるのでバリアフリー性があり、高齢者の寝室にも最適です。
また吸音性や遮音性の高いものが多く、階下への音が響きにくいです。
子供部屋や寝室、音が気になる場所に使用するといいでしょう。
難熱素材や耐火性のものも出ているため、火災の際できるものが増えています。
暖房器具のそばに敷きたい場合にはチェックしてみるのもいいですね。
カーペットはフローリングに比べてデザインが豊富で、様々な色や柄などがあります。
またサイズも多様にあるため、全体を変えることもできますし、部屋の一部だけを変えておしゃれなワンポイントにすることもできます。
■カーペットのデメリット
カーペットのデメリットとしては、水分を吸収しやすいため衛生面でやや安心度が低い傾向もみられます。
湿気が多いとカビの原因にもなるので、こまめに確認することが大切です。
また最初にも説明したとおり、ダニが発生しやすいためアトピーなどのアレルギーを持っている方は注意が必要です。
クリーニングなどの掃除の手間もかかるので、あらかじめ洗濯OKのカーペットを購入すると良いでしょう。
購入する際にはご自宅の洗濯機に入るサイズかどうかを確認しましょう。
長期の使用では劣化が目立ちやすいので、経年劣化や日焼け、汚れが全体的に付着すると交換が必要になってきます。
ある程度費用がかさんでしまうのは、やむを得ないかもしれません。
以上が『カーペット』の床材についての紹介でした。
コメントをお書きください