
今日は『洗面所の収納』について紹介したいと思います。
間取りを作る際に収納の重要部分といえば、リビングやキッチン、寝室や子供部屋などを想像することが多いと思いますが、意外と洗面所の収納も重要だったりします。
洗面所の収納といえば、タオルや洗剤などを置くご家庭が多いと思います。
タオルや洗剤を置くとどうしてもスペースを取ってしまい、着替えや下着類、ドライヤーやヘアアイロン、化粧品などを置くスペースがなくなってしまい、収納に困ってしまいますよね。
特に女性が多いご家庭では悩むことが多いのではないでしょうか。
そんな時に洗面所に収納スペースがあるととても便利です。
着替えや下着類をまとめて何日か置くことができれば、いちいち部屋に取りに行かずに済むためお風呂への動線が短くなります。
特に小さなお子様がいるご家庭ですと、洋服のほかにもおむつやよだれかけなども置くことができますし、子どもを抱っこしながら洋服を取りに行ったりするのも一苦労なので、このようなスペースがあると便利ですね。
また、女性の場合はヘアアイロンや化粧品などをそのまま洗面所に置きたいけどスペースが足りない、という方もいるのではないでしょうか。
そんな時に収納スペースがあれば、お風呂から出た後のケアや、出かける際のヘアメイクなどもスムーズに行うことができます。
収納したい『物』と『量』を決めて大きさや位置などをきめるといいかもしれませんね。
収納を作る際に気を付けたいのが『湿気』です。
最も湿気が高くなるのはお風呂ですが、そのお風呂と隣接している洗面所も湿気が高くなりがちです。
湿気によりカビや垢などがついてしまったら元も子もありません。
そのためにはこまめに換気をすることが大切です。
また、湿気に強い壁紙にしたり、掃除がしやすい床材にするのも良いでしょう。
湿気に強い壁紙の種類としては、
■壁紙
・吸放湿
湿度や変化に応じて吸湿・放湿し、結露やカビを抑える効果があります。
・通気性
透湿性があるので、結露・かびの発生を抑えます。
掃除がしやすい床材は、
■床材
・タイル
耐水性・耐久性に優れ、汚れがついても落としやすいです。
・コルクタイル
耐久性・遮音性・吸音性・断熱性に優れています。
また、表面を加工することにより、耐水性・耐汚れ性の効果もあります。
・クッションフロア
耐水性に優れ、汚れもつきにくく、弾力性も高いため足が疲れずらいです。
となります。
洗面所は常日頃から家族みんなが使う場所です。
うまく収納を取り入れながら、快適な暮らしができるといいですね。
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