前回に引き続き、クローゼットについてお話ししたいと思います。
クローゼットには様々な種類があります。
・壁面クローゼット(一般的に多い奥行が狭くハンガーパイプや棚板がついているタイプ)
・ウォークインクローゼット(中を歩けるスペースのある奥行のあるタイプ)
・ウォークスルークローゼット(ウォークインクローゼットに出入口が二か所ついているタイプ)
・ファミリークローゼット(家族で共有できる場所に設置され、衣類の収納をメインとしているタイプ)
今回は一般的によく使われている「壁面クローゼット」と「ウォークインクローゼット」についてです。

■壁面クローゼット
こちらは洋室に一般的によく使われているクローゼットです。
メリットは奥行が浅く、服の幅に合わせたものが多いので無駄なスペースが生まれにくく、デッドスペースなどを活用することができます。
デメリットは、布団などの大きいものやかさばってしまうものが収納できないので、衣類以外の物の収納には向きません。

■ウォークインクローゼット
こちらは中を歩けるスペースがあり、奥行があるクローゼットです。
メリットは壁面クローゼットよりスペースが広いので、中に何があるか把握しやすくなり、
広さによっては衣類以外の物(スーツケース、季節用品、大型用品など)も収納することができます。
デメリットは、歩くスペース(通路)が必要になるので、壁面クローゼットよりも面積が必要になることと、上手に収納をしていかないと物であふれてしまいやすいことです。
それぞれの収納のメリット、デメリットを踏まえて、
自分の生活スタイルにあったお家づくりの参考にしていただければと思います。
次回は「ウォークスルークローゼット」「ファミリークローゼット」についてお話します。
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